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日本酒|SAKE

古来日本酒の製成は不思議な力によるものと考えられていた。こういう考えから、日本酒はまず神に供え、それから人が呑む。この御神酒と言う習わしが、今でも続いている。たとえばお祭りで いただく御神酒、結婚式の時に神事として執り行う「三三九度の盃」など現在も習慣として神と酒は充分に結びついている。もちろん酔いを求めて呑むわけだが、享楽の為の酔いではなく、より神に近づく為の手段として呑まれる。酒は古来神聖なものだったようである。米、米麹、水を原料とし、発酵させて濾したもの。日本酒はビールやワインとおなじく醸造酒に分類され、原料を発酵しアルコールとなる。しかし、日本酒やビールはワインと違い、原料に糖分を含まないため、糖化という過程が必要になる。糖化と発酵を並行して行う、並行複発酵と呼ばれるこの日本酒独特の醸造方法が最大の特徴である。近年、発祥国の日本での消費は減退傾向にあり、日本酒に限らず近年全般的にアルコール飲料の消費量が減少している。一方、アメリカ・フランスの市場では日本酒とくに吟醸酒の消費が拡大し、イギリスでも2007年からに国際ワインコンテストに日本酒部門が設置された。日本酒の輸出量で見ると、2001年は約7000㎘、2012年は約1万4000㎘と11年間で約2倍に増加。2013年は初めて日本酒の輸出額が100億円を超えている。今回撮影した酒蔵、富久千代酒造は有明海に面した佐賀県鹿島市浜町に蔵を構えており、多良岳山系からの良質な地下水、酒米栽培に適した豊かな土壌に恵まれた古くからの酒どころで、江戸時代の宿場の雰囲気をたたえた土蔵造りの町並みでも知られている。この蔵の「鍋島・大吟醸」は世界最大規模・最高権威と評価される「インターナショナル・ワイン・チャレンジ (IWC) 2011」で、日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」に選ばれている。

From time immemorial, the creation of Japanese sake has been attributed to mysterious powers. From this train of thought, Japan’s sake has first been offered to the gods before being consumed by people. This custom of so-called “sacred sake” continues even to this day. Take, for example, the sacred sake enjoyed at festivals, or the “san-san-kudo” exchange of nuptial vows through sips of sake at Shinto weddings—even now, sake and the divine are closely linked.There are some, of course, who imbibe sake merely to get drunk—but as a way
to get closer to the gods, not for sheer enjoyment. It seems that sake has since ancient times been a holy libation.

 

富久千代酒造
佐賀県鹿島市浜町1254−1

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